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リクルートエージェントは、多くの転職希望者に利用されている人気の転職エージェントです。しかし、実際に利用する前に、その評判や口コミをしっかりと確認しておきたいものです。
本記事では、リクルートエージェントの実態を徹底解剖し、利用者の声をもとにメリット・デメリットを詳しくご紹介します。これから転職を考えている方にとって、リクルートエージェントが本当に役立つのかを見極めるための参考にしてください。
リクルートエージェントとは?
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職エージェントで、幅広い業界・職種の求人情報を提供しています。
キャリアアドバイザーが個々の強みや適性を見極め、最適なキャリアプランを提案してくれるため、多くの転職希望者に利用されています。
リクルートエージェントの基本情報 | |
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転職サイトのタイプ | 総合型転職サイト |
求人数 | 公開求人数:500,751件(2024年11月28日現在) 非公開求人数:約240,000件 |
対応エリア | 日本全国、海外 |
主な拠点 | 東京本社、その他 |
料金 | すべて無料 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
関連サイト | ・総合型求人サイト:リクナビNEXT ・ハイクラス向け転職サイト:リクルートダイレクトスカウト |
メリット・デメリット
長所 | 短所 |
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・全国トップクラスの求人数 ・非公開求人が多い ・専門的なキャリアアドバイザーのサポート | ・転職を急かされる場合がある ・合わない担当者に当たることがある ・希望条件に合わない紹介がある |
リクルートエージェントのメリット
リクルートエージェントは、全国トップクラスの求人数を誇ります。その理由としては以下の点が挙げられます。
- 幅広い業種・職種:リクルートエージェントは、IT、製造、サービス業など、さまざまな業種・職種の求人を取り扱っています。
- 非公開求人の多さ:一般には公開されていない非公開求人も多数保有しており、求職者にとってより多くの選択肢を提供します。
- 全国対応:全国各地の求人情報を網羅しており、地方での転職を希望する求職者にも対応可能です。
リクルートエージェントの強みは、求職者一人ひとりに寄り添った丁寧なサポートと、豊富な求人情報にあります。これにより、求職者は自分に最適な転職先を見つけやすくなります。
リクルートエージェントのヒアリングは、求職者の希望や状況を深く理解するために非常に丁寧に行われます。キャリアアドバイザーとの面談では、以下のようなポイントが重視されます。
- 自己紹介:求職者の経歴やスキル、強みを詳しく聞き出します。
- 希望条件の確認:希望する職種や勤務地、年収などの条件を細かく確認します。
- キャリアビジョンの共有:求職者のキャリアビジョンや転職理由を深掘りし、最適な求人を提案します。
- アドバイス:履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、転職活動全般にわたるサポートを提供します。
- 専門的なキャリアアドバイザーのサポート: 業界に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の強みや適性を把握し、最適な求人を紹介してくれます。
リクルートエージェントのデメリット
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、求職者の転職活動をサポートするために積極的に動きますが、その結果として、転職を急かされると感じる場合があります。特に、早期に結果を出したいと考えるアドバイザーが、求職者に対して早めの決断を促すことがあります。
これにより、求職者が十分に考える時間を持てず、焦って転職先を決めてしまうリスクがあります。
リクルートエージェントでは、多くのキャリアアドバイザーが在籍しており、求職者一人ひとりに担当者がつきます。しかし、担当者との相性が合わない場合もあります。
例えば、コミュニケーションスタイルや転職に対する考え方が異なると、求職者が満足のいくサポートを受けられないことがあります。このような場合、担当者の変更を依頼することも可能ですが、手間がかかることがあります。
また、担当者の変更が頻繁にある場合、コミュニケーションが取りづらくなることがあります。
リクルートエージェントは、多くの求人情報を取り扱っていますが、時には求職者の希望条件に完全に合わない求人を紹介されることもあります。これは、キャリアアドバイザーが求職者のスキルや経験を考慮しつつ、幅広い選択肢を提供しようとするためです。しかし、求職者にとっては、希望条件に合わない求人を紹介されることで、転職活動がスムーズに進まないと感じることがあります。
しかし、上記で記載したデメリットはリクルートエージェントに限らずどの転職サイトでも起こりえることです。これらのデメリットを理解した上で、リクルートエージェントを利用する際には、自分の希望や不安をしっかりと伝え、キャリアアドバイザーとのコミュニケーションを密にすることが重要です。
利用者の声
「みん評」からリクルートエージェント利用者の声を集めてみました。
「みん評」は、転職に関する口コミや評価を集めたサイトで、実際に転職活動を行ったユーザーの体験談や評価をもとに、転職サイトやエージェントの良い点や悪い点を率直に掲載しています。これにより、転職希望者は他のユーザーの意見を参考にして、自分に合った転職サービスを選ぶことができます。
以下に、ポジティブなフィードバックとネガティブなフィードバックをまとめました。
ポジティブなフィードバック
- 求人数が多い
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リクルートエージェントは圧倒的な求人数を誇り、ホワイト企業や非公開求人を多く保有しています。
- 模擬面接のサポート
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面接の本番前に、過去の質問例や面接時の雰囲気を教えてもらえるため、本番に役立つと評価されています。
- 書類添削が丁寧
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職務経歴書や履歴書の添削が丁寧で、企業に刺さる内容にしてくれるとの声があります。
ネガティブなフィードバック
- 担当者の対応にばらつきがある
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担当者との相性によっては、内定が決まりにくい場合があるとの意見があります。
- 連絡が遅い
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面接後のフィードバックや不採用の連絡が遅いと感じる利用者がいます。
- 希望と異なる求人の紹介
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希望していない職種や条件の求人を紹介されることがあるとの不満があります。
リクルートエージェントはこんな人におすすめ!年齢/職種ごとのおすすめ度
リクルートエージェントは、幅広い年齢層や職種に対応できる転職エージェントです。
以下に年齢や職種ごとにリクルートエージェントのおすすめ度を記載しました。
対象 | おすすめ度 | 説明 |
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20代 | 20代向けの求人が多く、キャリアの初期段階での転職をサポートします。キャリアアドバイザーが個々の強みや適性を見極め、最適なキャリアプランを提案してくれます。 | |
30代 | 30代はキャリアの転換期にあることが多く、リクルートエージェントは豊富な求人情報と手厚いサポートで、キャリアアップや新しい挑戦を支援します。 | |
40代 | 40代向けの求人もありますが、特に専門性や管理職経験が求められることが多いです。リクルートエージェントは、これらの条件に合った求人を紹介し、キャリアの再構築をサポートします。 | |
ハイキャリア・高年収 | リクルートエージェントは、年収800万円以上のハイクラス求人も多数取り扱っています。キャリアアドバイザーが個別に対応し、最適なポジションを提案してくれます。 | |
第二新卒 | リクルートエージェントは、第二新卒向けの求人も豊富に取り扱っています。キャリアアドバイザーが転職活動のサポートを行い、未経験でもチャレンジできる求人を紹介してくれます。 | |
IT・Web業界 | IT・Web業界に特化した求人も豊富にあり、専門知識を持つキャリアアドバイザーがサポートします。最新の技術トレンドに対応した求人を紹介してくれます。 | |
金融業界 | 金融業界向けの求人も多く、専門知識を持つキャリアアドバイザーが、金融業界でのキャリアアップをサポートします。 |
リクルートエージェントは、求人数が豊富で、第二新卒からミドルシニアまで幅広い層に対応しています。
そのため、「できるだけ早く転職したい」「すでに希望する業界が決まっている」「転職活動に十分な時間をかけられる」といった条件を満たしている方には、どの年代でもおすすめです。
紹介される求人数が多く、希望する業界だけでなく、類似した業界も紹介してもらえるため、知らなかった会社と出会える可能性も高まります。
また、短期間で転職先を決めたいと考えている方にも、リクルートエージェントの利用は適しています。
一方で、まだ転職希望の職種がはっきりと決まっていない方や、仕事をしながらゆっくりと転職活動を進めたい方には、急かされているように感じることがあるかもしれません。どの年代でも、目指す業界や転職で譲れない点を明確にしたうえで、登録することをおすすめします。
職種別のおすすめとしては、以下のようなものがあります。
- IT関係(SE・ITエンジニアなど)
- 営業・販売系
- 建築・土木
- 生産・管理・設計
- 事務
- クリエイティブな業務
- コンサルタント
ほとんどの職種を網羅していますが、弁護士・公認会計士・税理士などの「士業」や、医師や看護師などの医療職については、専門の転職エージェントを利用したほうが適した職場が見つかりやすいでしょう。
総合型で対応職種が幅広いため、今までの仕事と全く別分野の仕事をしたい場合にも活用しやすいかもしれません。
リクルートエージェントの特徴
ここでは、リクルートエージェントの3つの特徴について解説します。
- 業界最大級の非公開求人数
- 転職支援専用システム「Personal Desktop」の活用
- 充実した転職サポート
特徴1:非公開求人が多い
リクルートエージェントは、2023年11月時点で約24万件以上の非公開求人を保有しています(出典:リクルートエージェント)。非公開求人とは、インターネット上に掲載されていない案件のことです。
非公開求人が行われる理由は以下の通りです:
- 企業にとって重要なポジションや、新規プロジェクト向けの募集であるため
- 企業が効率よく優秀な人材を確保するため
- 人気企業の人気業務の場合、公開求人にすると応募者が殺到して選考が大変になるため
非公開求人の多さは、エージェントとしての信頼度の高さを示しており、エージェント選びの判断材料としても有効です。
特徴2:転職支援専用システム「Personal Desktop」の活用
リクルートエージェントでは、独自の転職支援システム「Personal Desktop(パーソナル デスクトップ)」を利用できます。このシステムは、登録者専用の求人情報管理システムです。
主な機能は以下の通りです:
- 気になる求人情報のフォルダ管理
- 応募に必要な書類作成のノウハウやサンプル文面の提供
- 簡単に履歴書が作成できる「履歴書エディター」
- 企業への応募や面接の進捗管理
また、書類選考を通過し面接が確約されるオファーも期待できます。外出先やスマートフォンからも利用可能で、複数社に応募する方や異業種への転職を目指す方にとって、効率的に転職活動を進める際に役立ちます。
特徴3:転職活動のサポートも手厚い
リクルートエージェントは、面接力向上セミナーや転職活動に必要な書類の書き方のアドバイスなども行っています。
転職活動では、面接での第一印象が合否を左右することがあります。特に、実力が拮抗している場合や人気企業の求人では、面接力や履歴書の書き方が重要です。
初めて転職活動をする方でも、面接対策や履歴書の書き方のサポートを受けることで、安心して面接に臨むことができます。
リクルートエージェントの登録方法
ここでは、リクルートエージェントの登録から内定までの基本的な流れを解説します。
まず、リクルートエージェントの会員登録を行います。登録時には以下の情報を入力します。
- 転職に期待すること:転職時期、直近の仕事、現在の年収など
- 自身のプロフィール:年齢や性別など
正確な情報を登録することで、ミスマッチを防ぎます。登録後、IDとパスワードを設定し、ログインします。
会員登録後、エージェントが仕事の条件を確認し、紹介可能な求人を調べたうえで連絡が来ます。連絡が来るまでの期間は人によって異なりますが、通常2~7日程度です。求人内容によっては面談やサービスの利用が難しい場合もあるため、複数の転職エージェントを利用することをおすすめします。
キャリアアドバイザーとの面談では、これまでの職歴や実績、転職に関する希望条件を確認し、求人の紹介やキャリアプランの提案を行います。面談は電話または対面で行われ、「キャリアの棚卸し」とも呼ばれます。これにより、自分の強みや弱みを把握し、転職活動の方向性を決めます。
面談後、転職エージェントからの求人紹介が本格的に始まります。希望に沿った求人を紹介し、志望業界の最新情報や企業の風土、職場環境などの情報も提供します。また、履歴書の書き方や面接テクニックのアドバイスも受けられ、「面接力向上セミナー」などの参加も可能です。
希望する企業が決まったら、転職エージェントを通じて企業への推薦を行います。書類選考が通過した後は、面接日程の調整などを転職エージェントが行います。専用ページ「Personal Desktop」を活用し、面接の日程管理も簡単に行えます。希望に合わない求人には無理に応募する必要はありません。
内定が決まったら、転職エージェントが入社日の調整や円満退社のためのアドバイスを行います。年収や待遇交渉についても、転職エージェントがサポートを行う場合があります。不安がある場合は、相談してみましょう。
リクルートエージェントを利用する際のポイント
リクルートエージェントは、上手に活用すれば転職活動の強力な味方となります。ここでは、リクルートエージェントを最大限に活用するためのポイントを紹介します。
1:受けられるサービスは積極的に利用する
リクルートエージェントでは、面談、書類添削、面接対策など、さまざまなサービスが提供されています。しかし、これらのサービスは自分から積極的に利用しないと効果を発揮しません。登録後、キャリアアドバイザーとの面談までに利用したいサービスの計画を立て、面談後に細かく修正していきましょう。何もしなければ、リクルートエージェントはただの求人閲覧サイトに過ぎなくなります。
2:キャリアアドバイザーとは本音で話す
転職の理由や職歴は人それぞれですが、キャリアアドバイザーとは包み隠さず本音で話すことが重要です。曖昧な態度では、良い結果にはつながりません。リクルートエージェントのスタッフは転職活動をサポートしてくれるので、信頼して本音を伝えましょう。
3:非公開求人は積極的に活用する
リクルートエージェントに登録したら、非公開求人も積極的に活用しましょう。リクルートエージェントの非公開求人はトップクラスの数を誇ります。非公開求人を活用するためには、キャリアアドバイザーとの面談が必要です。登録だけでなく、早めにサービスを利用して、より良い求人に出会いましょう。
転職エージェントは複数登録がおすすめ
転職活動を成功させるためには、転職エージェントを複数登録することが非常に有効です。以下に、その理由を詳しく解説します。
1. 多様な求人情報にアクセスできる
各転職エージェントは、それぞれ異なる企業と提携しており、取り扱う求人情報も異なります。複数のエージェントに登録することで、より多くの求人情報にアクセスでき、自分に合った求人を見つけやすくなります。
2. 専門的なサポートを受けられる
転職エージェントごとに得意とする業界や職種が異なります。複数のエージェントに登録することで、各エージェントの専門的なサポートを受けることができ、転職活動をより効果的に進めることができます。
3. 比較検討ができる
複数のエージェントから提案される求人やアドバイスを比較することで、自分にとって最適な選択肢を見つけることができます。また、異なる視点からのアドバイスを受けることで、転職活動の幅が広がります。
4. 非公開求人にアクセスできる
多くの転職エージェントは、一般には公開されていない非公開求人を保有しています。複数のエージェントに登録することで、より多くの非公開求人にアクセスできるため、競争率の低い求人に応募するチャンスが増えます。
5. キャリアアドバイザーとの相性を見極められる
転職活動において、キャリアアドバイザーとの相性は非常に重要です。複数のエージェントに登録することで、複数のキャリアアドバイザーと接する機会が増え、自分に合ったアドバイザーを見つけやすくなります。
6. 転職活動のスピードアップ
複数のエージェントに登録することで、より多くの求人情報を短期間で収集でき、転職活動のスピードがアップします。これにより、早期に転職先を決定することが可能になります。
まとめ
転職エージェントを複数登録することで、多様な求人情報にアクセスでき、専門的なサポートを受けられるだけでなく、比較検討や非公開求人へのアクセス、キャリアアドバイザーとの相性見極めなど、多くのメリットがあります。転職活動を成功させるために、ぜひ複数の転職エージェントを活用してみてください。