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USCPA資格保有者におすすめの転職エージェント5選

外資系企業の増加に伴い、日本でも「USCPA(米国公認会計士)」の資格を取得する方が増加しています。USCPAの資格を活かして、自身の能力を最大限に発揮できる企業へ転職を考えている方も多いでしょう。

USCPAのような専門性の高い資格を持つ方が転職活動を行う際には、USCPAに強い転職エージェントを利用することが非常に有効です。

本記事では、USCPA資格保有者におすすめの転職エージェントや、USCPAの資格を活かして転職する際のポイント、注意点について詳しく解説します。

まずは、USCPA資格保有者に特におすすめの転職エージェントを5社ご紹介します。

転職エージェント公開求人数特徴
MS-Japan非公開30年以上の実績を持ち、職種ごとに精通したアドバイザーが実績を基に作り上げたノウハウで、キャリアアップをサポートしてくれる
レックスアドバイザーズ約3,000件税理・会計業界だけでなくシニア層やマネージャークラスのサポートにも多数の実績がある
JACリクルートメント11,988件各業界、各職種に精通したコンサルタントが多数在籍しており、登録者の転職活動をサポートしてくれる
リクルートダイレクトスカウト約16万件自分から企業に応募する求人だけでなく、登録すればヘッドハンティングされるケースもある
マイナビ会計士1,051件マイナビが運営する会計士に特化した求人サイト
目次

MS-Japan

運営会社株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン)
公開求人数10,690件(2024年11月28日現在)
主な求人職種経理・人事・法務・会計士・税理士・弁護士に特化

株式会社MS-Japanは、管理部門および士業に特化した転職エージェントです。

30年以上の実績を誇り、各職種に精通したアドバイザーが豊富な経験とノウハウを基に、キャリアアップをサポートしています。

求人の52%が年収500万円以上であり、年収アップの交渉もサポーターが行っています。転職の相談はもちろん、有利な転職のための情報収集を希望する方に向けた相談会も実施中です。

今すぐに転職を考えていない方でも、将来的な転職を視野に入れている方にとっても、利用しやすい転職エージェントです。

レックスアドバイザーズ

運営会社株式会社レックスアドバイザーズ
公開求人数2,683件(2024年11月28日現在)
主な求人職種公認会計士・税理士・経理・財務など

レックスアドバイザーズは、公認会計士、税理士、経理、財務などの転職サポートに特化したエージェントです。

一般的な転職エージェントでは見つけにくい税理士法人や公認会計事務所の求人を多数取り扱っています。

また、シニア層やマネージャークラスの転職サポートにも豊富な実績があり、ハイクラス転職を目指す方にも適しています。

面接や書類選考前には、履歴書や職務経歴書の作成に関するアドバイスを提供し、内定が決まるまで手厚いサポートを行います。転職が初めての方からハイクラス転職を目指す方まで、幅広い層に利用しやすいエージェントです。

JACリクルートメント

JACリクルートメントの基本情報
転職サイトのタイプハイクラス転職サイト
公開求人数21,868件(2024年11月7日現在)
対応領域全職種、全業種の求人
主な求人管理職・技術職・専門職
対応エリア全国、海外
主な拠点東京本社、世界12ヵ国・27拠点
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント

株式会社JACリクルートメントは、ミドルクラスおよびハイクラスの管理職、エグゼクティブ、専門職に特化した転職エージェントです。

各業界や職種に精通したコンサルタントが多数在籍しており、登録者の転職活動をサポートしています。

イギリスで創立されたエージェントであるため、外資系企業や海外進出企業へのグローバル転職にも豊富な実績があり、USCPAの資格を活かした仕事も見つけやすいでしょう。

リクルートダイレクトスカウト

運営会社株式会社リクルート
公開求人数411,470件(2024年11月28日現在)
非公開求人数非公開
主な求人職種IT・インターネット・メーカー・商社など多岐にわたる

リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス転職エージェントで、人材広告、人材紹介、人材派遣の分野で高い知名度と豊富な実績を誇ります。

年収800万〜2000万円の求人が多数あり、企業に自ら応募するだけでなく、登録することでヘッドハンティングされるケースも多いです。

USCPAは多くの企業で需要が高いため、ヘッドハンティングされる可能性も非常に高いでしょう。

約600社、5,000名以上(2023年3月時点)のヘッドハンターが登録者をサポートし、仕事探しや企業との交渉を手助けしてくれます。

マイナビ会計士

運営会社株式会社マイナビ
公開求人数1,246件(2024年11月28日現在)
非公開求人数非公開
主な求人職種公認会計士・税理士・USCPAなど

マイナビ会計士は、マイナビグループが運営する会計士や税理士などの税務会計職に特化した転職エージェントです。リクルートやパソナと並ぶ日本の人材紹介業の最大手であり、信用力が高く、豊富な求人を提供しています。

USCPA有資格者向けの求人も取り扱っている数少ない企業の一つであり、USCPAの資格を活かして迅速に転職を希望する方にとって非常に適しています。

USCPAに強い転職エージェントの選び方

ここでは、USCPAに強い転職エージェントの選び方を4点解説します。

  1. 金融業界に特化した専門性の高いエージェントを選ぶ
  2. USCPAの転職支援実績が多いエージェントを選ぶ
  3. USCPA求人数の多さ
  4. 選考書類の添削や面接対策などのサポートが充実しているか

複数の転職エージェントを検討中で、どのサービスを利用すべきか悩んでいる方は参考にしてください。

金融業界に特化した専門性の高いエージェントを選ぶ

USCPAに強い転職エージェントを選ぶ際には、金融業界に特化した専門性の高いエージェントを選ぶことが重要です。

金融業界は複雑で専門的なスキルが求められるため、経験豊富で業界の動向や要件に精通したアドバイザーが在籍している可能性が高いです。

金融業界に特化したエージェントであれば、USCPAの資格や経歴について深く理解しており、最適なポジションを見つけるためのアドバイスやサポートの提供が期待できます

また、金融業界に特化した専門性の高いエージェントの場合、業界専門のネットワークを構築している可能性が高く、非公開求人のように特別な情報へアクセスしやすくなります。専門性の高いエージェントを選ぶことで、USCPAに関する転職活動を、より効果的かつスムーズに進められるはずです。

USCPAの転職支援実績が多いエージェントを選ぶ

近年、日本国内でもUSCPAの資格を取得し、その専門性を活かして働く方が増えています。それに伴い、USCPAの転職支援実績を持つエージェントも増加しています。

USCPAの転職支援実績が豊富なエージェントは、公式サイトにその実績を掲載していることが多いです。

USCPAの転職実績が豊富であることは、USCPA資格を持つ人材を求めている企業との強いつながりがあることを示しています

自分の希望する業界や職種への支援実績が多いエージェントに登録することで、希望通りの転職が実現しやすくなるでしょう。

USCPA求人数の多さ

USCPAに強い転職エージェントを選ぶ際には、そのエージェントが提供する求人数の多さも重要な要素です。多岐にわたる企業や業界と連携しており、さまざまな職種や経験レベルに合わせた求人を提供できるエージェントであるかがポイントとなります。

エージェントが幅広いネットワークを構築し、継続的に新しい求人情報を収集・提供できるかが、転職活動の効率性に大きく影響します。

また、USCPA関連の求人を多く抱えているエージェントであれば、転職希望者のキャリア目標や希望条件に適した案件を紹介でき、転職を成功へ導きやすくなるでしょう。

USCPAに強い転職エージェントを選ぶ際には、エージェントが提供するUSCPA求人数の多さを確認し、クライアントが最良の選択を行えるようサポートできるかどうかも考慮することが重要です。

選考書類の添削や面接対策などのサポートが充実しているか

USCPAの転職市場は競争が激しく、徹底した書類・面接対策が求められます。

そのため、USCPAに強い転職エージェントを選ぶ際には、エージェントが提供するサポートの充実度も重要な判断材料となります。特に、選考書類の添削や面接対策などのサポートが充実しているかは大きなポイントです。

サポートが充実しているエージェントの場合、転職希望者が作成した履歴書や職務経歴書の添削やアドバイスを行っています。また、面接対策においても、模擬面接や想定される質問事項を教えてくれるなど、徹底的にサポートを行います。これにより、自己アピールやスキルを効果的に伝え、面接での自信を高めることができます。

選考書類や面接に関するサポートが手厚いエージェントを選ぶことで、USCPAの転職活動の成功に近づきやすくなります。

USCPAに特化した転職エージェントを最大限活用する方法

USCPAに特化した転職エージェントは、登録するだけではなく、最大限活用することで成果につながりやすくなります。

ここでは、転職エージェントを最大限活用するための5つのポイントについて解説します。

POINT
複数の転職エージェントに登録する

転職エージェントは、可能であれば複数登録することをおすすめします。理想的には、3つ以上のエージェントに登録するのが良いでしょう。

転職エージェントはそれぞれ仕組みや利用方法が異なるため、複数のエージェントに登録しておくことで、最終的に自分に合った使いやすいサービスを選びやすくなります。

また、複数のエージェントに登録することで、非公開求人をより多く閲覧できるというメリットもあります。非公開求人は公開求人よりも条件が良いものが多いため、より多くの非公開求人にアクセスできることは大きな利点です。

ただし、サポーターとの面談の時間が重ならないように注意が必要です。サポーターとの面談を頻繁にキャンセルすると、登録が取り消されることもありますので、スケジュール管理をしっかり行いましょう。

POINT
希望条件を明確に伝える

USCPAの転職に特化したエージェントに登録する際には、希望条件を詳しくかつ明確に伝えることが重要です。

給与の額や転職を希望する職種だけを伝えたり、「USCPAの資格を活かせる仕事」といった曖昧な希望だけを伝えたりする場合、希望する求人を紹介されにくいことがあります

これまでのキャリアや職歴、実績、希望の転職先などを具体的に記入することが重要です。これにより、転職エージェント側も登録者の実績や職歴、希望を把握しやすくなり、より希望に沿った求人を紹介しやすくなります。

特に、優秀な人材を探している企業にとっては、USCPAの資格だけでなく、これまでのキャリアや実績も把握できる方が、オファーを出しやすくなります。

POINT
メールや電話のレスポンスを早くする

転職エージェントから提案された求人は、複数の候補者に同時に提示されることがあります。メールや電話で提案を受けた際に返答が遅れると、オファーに応える意思がないと判断され、オファーが取り消される恐れがあります。

また、メールや電話のレスポンスが遅いと、転職活動に対する意欲が低いと見なされる可能性もあります。

転職エージェントのキャリアサポーターは、転職に積極的な方のサポートを優先する傾向があります。そのため、より条件の良い求人も、転職活動に前向きな方にオファーされることが多いです。

転職エージェントを最大限に活用するためには、メールや電話のレスポンスをできるだけ早くすることが重要です。これにより、転職活動への意欲を示し、より良い求人を紹介してもらいやすくなります。

POINT
担当者との相性が悪いならすぐに変えてもらう

転職エージェントに登録するメリットの一つは、サポーターによる内定までの伴走型サポートが受けられることです。

ただし、人間同士ですから相性があり、相性の悪い相手とぶつかる可能性もあります。特に、大規模な転職エージェントでは、相性の悪いサポーターに当たる可能性が高まります。

ほとんどの転職エージェントでは、担当者の交代に応じてくれます。面談やサポートを受けて「この人とは合わないな」と感じたら、早めに申し出て担当者を変えてもらいましょう。

POINT
書類添削や面接対策などのサポートを使い倒す

転職エージェントが提供する書類添削や面接対策などのサポートは、可能な限り利用しましょう。「自分で提出する書類くらい書ける」といった油断は禁物です。

書類添削や面接対策のノウハウは、転職エージェントの方が豊富です。一般的な求人に比べて、USCPAの資格が活かせる求人は狭き門といわれています。1枚の書類や20分の面接が明暗を分けることもあるため、利用できるサポートはとことん活用することが重要です。

USCPA資格保有者が転職を成功させるポイント

ここでは、USCPA資格保有者が転職を成功させる3つのポイントをご紹介します。

職歴や実績・スキルを事前に棚卸しておく

スキルや実績の棚卸しとは、これまで積み上げてきたキャリアや実績を整理し、実力を客観的に示せるようにする作業です。USCPAはそれだけで転職の大きな武器になります。

しかし、USCPAの保有が最低限のラインの転職の場合、プラスαが必要です。求人募集を行っている企業から「この人材を迎え入れたい」と思わせるための実力やキャリアがあれば、さらに強力な武器になるでしょう。

ただし、いくら「自分は頑張りました」と面接などで力説しても、客観性がないと説得力はありません。転職エージェントの協力も得て、時間をかけて棚卸しを行いましょう。

もしスキルに自信がない方は、公認会計士や経営者などプロフェッショナルとして活躍する実務家が講師をしているCPAラーニングを受講するのも一つの手です。実践的でわかりやすい講義を無料で受講できるため、転職で有利になるスキルや知識が身につきます。

専門スキルと経験・実績を強調する

USCPA以外にも、専門スキルと経験・実績を強調することが重要です。できるだけ大きな実績の方が有利ですが、財務会計分野の場合は小さな実績の積み重ねも評価されることがあります。

また、実績には客観性が必要です。「自分なりに頑張った」ではなく、どのようなプロジェクトをいつ、どんな工程で行い、会社にどのくらいの利益をもたらしたかを客観的に説明できれば、面接などで有利になるでしょう

徹底した面接対策を行う

USCPA資格保有者が転職を成功させるためには、徹底した面接対策が不可欠です。転職エージェントの力を借りると、より効果的です。エージェントは市場動向や企業の求めるスキルに精通しているため、転職希望者へ適切なアドバイスを提供できます

転職エージェントは、個別のニーズに合わせた面接対策を提供することで、転職希望者がUSCPA資格を最大限にアピールできるようサポートしてくれるはずです。模擬面接や質疑応答のトレーニングを通じて、緊張感を軽減し、自信をつける手助けをしてくれるでしょう。

また、業界特化型のエージェントであれば、企業の文化や選考の傾向を把握しているため、適切な回答のアドバイスも期待できます

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